あがり症にはノルアドレナリンが深く関係しています。あがり症の一般的な症状を引き起こしている緊張から、ノルアドレナリンが大量に分泌されます。
さらに交感神経に作用して、脈拍が速くなります。心臓の働きが活発になっている証拠です。
そして汗も出始めると、あがり症といわれてしまいます。これには緊張する原因も関係してきます。
たとえば、人にどう見られているかを気にしすぎる自意識過剰な人です。逆にコンプレックスがある人は、まわりの目を気にすることで、緊張します。
失敗を怖がる人や、単純におおぜいの人の前で話すことが苦手な人なども不安から緊張してしまうでしょう。