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あがり症を治す-あがり症の原因と克服法

  

対人恐怖症の原因や治療法、克服法を掲載しています

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あがり症を治す-あがり症の原因と克服法

対人恐怖症(たいじんきょうふしょう)

対人恐怖症とは、家族や友人などの親しい人以外の人間と接するときに緊張感や不安感を感じてしまう神経症の一種です。あがり症も対人恐怖の一種ですがその他にも、赤面症多汗症、体臭恐怖症、女性恐怖症、醜貌恐怖症、表情恐怖症、視線恐怖症などがあり対人恐怖と密接なかかわりをもっています。

対人恐怖症の人に共通している特徴は「自分が他人からどう見られているか」「他人に不快な思いをさせているのではないか」「他人から嫌われているのではないか」を非常に気にすることです。自意識過剰とも言えますが、とにかく自分の評価が気になるのです。「よく思われたい」「恥をかきたくない」「不快な思いをさせたくない」という意識が強すぎることで、人前に出ると言葉がつまる、表情がこわばる、態度がぎこちなくなるなどの症状がでてしまうのです。

対人恐怖症は、思秋期ごろから現れてくるケースが多いようです。この時期は、自我に目覚め他人や異性を意識する時期ですから当然といえます。通常は、失敗などの経験を重ねることで学習していき人とのコミュニケーションがうまくできるようになっていきます。

しかし、思春期は傷つきやすい年頃でもあるので、この時期に辛い出来事や大きな失敗を経験するとそのことがトラウマになり、自己防衛の本能が働き、他人との接触を避けるようになってしまうケースもあります。対人恐怖症の人が恐怖を感じる対象は、まったく面識のない他人よりも顔見知りです。「自分が他人からどう見られているか」を気にする訳ですから、自分のことをまったく知らない他人ではなく、職場の同僚や取引先、近所の人、クラスメトなど、自分の顔と名前を知っている人に対して恐怖を感じてしまうのです。


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